北鎌倉 紫(ゆかり)は隠れ家レストラン!フレンチ美味な鎌倉野菜と牛頬肉ビロード煮
北鎌倉 紫(ゆかり)へ足を運びました。アジサイの時期に、大変賑わう明月院の通り沿いにひっそりと建つ古民家。
北鎌倉の駅から歩いていくと、うっかり通り過ぎてしまいそうになりそうなぐらい目立たない。
明月院の門が目の前に現れてきて振り返ると、左側の山沿いに目に鮮やかな紫色の暖簾をかけたゆかりの門を見つけることができます。
門を抜けて石造りの階段の先にどんな世界が待っているのだろう?そう期待せずにはいられない佇まいです。
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北鎌倉 紫(ゆかり)ランチ料金 地図 電話番号
北鎌倉 紫(ゆかり) | 北鎌倉駅より徒歩7分 |
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住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内187 |
電話 | TEL 0467-67-6159 |
定休日 | 月曜定休(祝月の場合、翌火曜休み) |
営業時間 | 110:30~20:00 (L.O.19:30)※5月〜6月(紫陽花シーズン)は予約不可、ディナーコースは、前日までの予約。
日曜営業 |
価格帯 | ランチ2400円 コーヒー紅茶600円 ディナー5000円から |
明月院の通りにある葉祥明美術館そば。
北鎌倉 紫(ゆかり)のフレンチは鎌倉野菜のアート&とろける牛頬肉のビロード煮
北鎌倉にはいろいろなレストランがありますが、ここはロケーション、味、空間共に満足できて、価格的にもかなり頑張っています。
ランチは一種類だけで、国産牛頬肉のビロード煮(150g) のコースです。まず最初に出てくるのが、
目にも鮮やかで盛り付けが芸術作品のような鎌倉野菜夢の競演。20種類はあろうかと思われる、様々な野菜は「これってお豆かな?」など食材を元にテーブル上の会話を弾ませます。
食べるのがもったいないほどですね。でもサラダをたいらげないと、日本一柔らかでとろけるような食感と言われる牛頬肉にありつけません。
あらゆる角度からサラダを楽しむ図。フライされたレンコン、ラディッシュやトマトのフレッシュな赤色やグリルされたマッシュルームなど調理方法もそれぞれの食材で変化を与え一皿の上で堪能できるようになっていました。
とれたて野菜のみずみずしい食感を楽しみながらじっくりと味わえるサラダ。
鎌倉野菜の爽やかな余韻を残しつつ、スープを頂く。大きな器の中心に柔らかなベージュを丁寧に注ぎ込んだ優しい味のスープ
パンと一緒に頂きました。
いよいよメインの牛頬肉です。
ローストした玉ねぎや旬の鎌倉野菜で周囲が散りばめられ、じっくりと煮込んだ牛頬肉のビロード煮は、一晩寝かせたことにより柔らかさとゼラチンのような食感を完成させています。
口の中に入れると裏ごしされた濃厚なスープと絡み合い豊かな満足感で満たされます。
鎌倉市常盤という、駅から少し離れた場所にあるフレンチの有名店ミッシェルナカジマのオーナー(ミュンヘン日本国総領事館公邸料理人として活躍し帰国後2005年に鎌倉で店をオープン)がカジュアルに楽しめるビストロとしてオープンした紫(ゆかり)。
長年鎌倉人に愛されているシェフが手掛けている店舗だけに、味も確かでした。お料理に心がこもっていますね。
で、この牛頬肉が150グラムほどですが、手の込んだ調理がしてあり、食べ応えがあるのでボリュームもばっちりです(男性の方でもっと多くをお望みの場合は1,5倍が+700円で増量できます。)
コース料理は、飲み物は別料金になります。お料理ボリュームは値段とのバランスが良いです。
なんといっても、レストラン内の雰囲気が抜群で、鎌倉の旧華族の邸宅にお邪魔したような気持になりました。北鎌倉デートにもピッタリだと思います。
ではその店内を以下でご覧ください。
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鎌倉 紫(ゆかり)レストラン 古民家インテリア
鎌倉古民家レストラン紫(ゆかり)ですが、靴は玄関で脱いで入ります。
靴箱がありますので、脱いだ靴を納め2階、もしくは1回のお部屋に案内されます。
玄関先を上がると、アンティークなチェストや格子のあるすりガラスの大きな窓がクラシカルなテイストでとても良い雰囲気。手前のレジには、平飼いされて大事に育てられた鶏さがみっこの卵で作った特製プリンが並んでいます。
席数はレストラン全体で40席ほどでしょうか、1階の居間に当たる部分には長い机といすが並び親戚一同集まれそうです。七五三で良家の顔合わせなどにも丁度良いかも。
黒い板壁や黒の柱が白壁に映えます。
居間の横に一部屋ありまして、
こちらも家族会議的な。1階のお部屋からは広い庭がのぞめます。
シャンデリアが大正ロマン。
私たちは2階でランチを頂くことになりました。階段を上ると、また小さ目なお部屋に可愛らしい休憩場所がありました。
2階はワンフロアになっていて、4人掛けの席がいくつかあります。窓の数が多く、大変開放的な雰囲気です。窓の外には北鎌倉の山の緑がダイナミックに広がります。
家具も家の建材に合わせたダークブラウンで深みのあるインテリアです。
席と席の間隔もゆったりしているので混雑時もそれほど隣が気になりません。特に上の写真の席は唯一他の席からより離れているので落ち着いて話ができました。
ちなみに紫(ゆかり)ですが道路側から見たときに、道より一段上にあるので気に留めていないと見落としてしまいますのでご注意を。
外観はリノベーション済みでごくふつうのお宅なのですが、足を踏み入れると世界観があって時間の流れや空気感も北鎌倉にぴったりな古民家スタイルです。モダンで、かつ歴史を感じるような・・・そんな隠れ家レストラン。
レストランゆかりがある北鎌倉は、大きなお寺が多く存在し見ごたえがあります。鎌倉寺めぐり初心者の方も楽しんでもらえるはずです。
代表的な北鎌倉のお寺は、明月院、
円覚寺、
建長寺などにお越しの際には足を運んでみてください。
一休でも予約可能です
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北鎌倉駅よりすぐそばのカフェ・レストラン
言わずもがなのビーフシチューの老舗
こちらも、蔵のような古式ゆかしいインテリアが楽しめる狸穴カフェ